田中まり先生のにんにくレシピ!! 【シジミの黒にんにく味噌汁】

ガロハ~
こんにちはニンニクのプロ「ガリプロ」です。

今日は薬膳料理教室「壽桃」(しょうたお)主宰の田中まり先生のレシピを紹介いたします!!
健康に良いのはもちろん、とっても美味しいのでぜひ作ってみてくださいね。

それではレシピのご紹介

シジミの黒にんにく味噌汁

材料(2人分)

・シジミ 150g
・味噌 大さじ1.5

・黒にんにく 5~6片
・絹さや(またはネギ) 適量

作り方

①シジミは薄い塩水に浸けて蓋をして砂をはかせておく。
絹さやは洗って(筋は取らない)鍋に入れ、塩をひとつまみふって蓋をし、弱火にかけて火を通す。
火が通ったら斜め千切り。(葱であれば、葉先から小口切りに)

②黒にんにくの皮を剥いてみじん切りにし、味噌と混ぜる。

③②の黒にんにく入り味噌を鍋に入れ、弱火でいい香りがするまで炒めたらシジミを加えてさらに炒める。(ピリ辛が好きな方は、ここでコチュジャンや唐辛子を追加)

④2〜3個のシジミが口を開けたら、300~400cc程度の水を加えて煮る。

⑤シジミの口が全部開いたら出来上がり!器に盛り、絹さやをのせてどうぞ。
※お酒を好まれる方、ストレスが多い方はターメリックをひと振りすると更に良いですよ。

【調理のポイント】
シジミを煮る前に炒めること。一気に高温で加熱することでタンパク質を固めます。
すると、臭みが出ないので一層美味しいですよ。
発酵黒にんにくの甘みと酸味で、ひと口食べると「これがお味噌汁なの!?」と思わず驚いて
しまうほどの美味しさです。

豆知識

春は肝と胆が一生懸命働く季節で、ストレス解消のために頑張ってくれます。

ストレスが多ければ多いほど肝と胆は働き過ぎて疲れてしまいます。

そこで肝と胆を癒すシジミの出番です。

「二日酔いにはシジミ」と大昔から言われてますが、本当にその通りなんですよ。

まず、ビタミンB12を多く含んでいて、神経を落ち着かせてくれます。

それから脂肪代謝も良くしたり、タンパク質の合成に必要な必須アミノ酸をバランスよく含有。

有名なオルニチンはその一つで、細胞の再生や免疫力アップに役立ちます。

その他、カルシウム、鉄分、亜鉛、ビタミンE、B2も豊富。漢方では肝、胆が弱ると筋肉、爪、目に異常が出ると言われていますが、ビタミンB2は皮膚、髪、爪などの再生に必要なビタミンなのでまさにぴったり!

そんなすごいパワーを持つシジミとにんにくを一緒に食べると、にんにくが持っている硫化アリルがシジミのアミノ酸、ミネラルの吸収を高めてくれる上、アリシン、ビタミンB1の疲労回復効果が倍増し、相乗効果が期待できます。